一番大切なことは、誰が何処でどう使いたいのかと言うこと。
暖房器具を購入する時に何を買ったら良いかと迷っている方がとても多く居ます。それは、「どの暖房器具がどの様な効果があってどう使うか」が中々分かりづらいからです。つまり、一度使った物は分かるのですが全く使用経験が無い物については理解し難いと言うことが言えます。
基本的には寒い冬の日に多く使われる暖房器具ですが、例えば 「受験生が机で勉強する時に長時間使う」「お風呂上がりに脱衣所でほんの少し使いたい」または、「朝起きて出勤前の寒い朝に少しだけ使いたい」や「台所で料理をする時に寒いので使う」または「とても寒い日に、一日中リビングで本を読んだりテレビを見たりゲームをする時に使う」など様々なシチュエーションが考えられる。
その他、使う時間と電気代も重要な要素となる。また、それを使う時の労力、快適さも重要である。つまり、効率の良さを考えて選ぶことが望ましい。
これらを念頭において、暖房器具を選ぶと自分の中で整理し易く、きっと自分に合った物を選べます。それでは、暖房器具毎に特長、デメリット、メリットをご案内します。
1. 石油ストーブ&石油ファンヒーター
デメリット: ● 石油を購入する手間と運ぶ時に重い。●賃貸住宅では使用不可の場合が多い。●点火時の石油臭(ニオイ)がある。●石油ストーブのタンクは、5Lや9Lが有るが無くなる度に補充が必要でかなり面倒な作業となる。●暖まるまでに時間が掛かり、直ぐには暖まらない。●表面が熱くなる為、火傷などの危険が有り高齢者や小さな子供には注意が必要。●石油を使用する為、換気が必要。
メリット: ○ 部屋の畳数に合った物を選ぶと部屋全対が暖まり快適だ。○ 燃料代が他の物よりも安価である。○ 部屋の空気が乾燥し難い。
2. 電気ストーブ
デメリット: ● 部屋全体を暖めるにはパワーが比較的弱い。● 近い距離なら暖まるが、距離が遠くなると暖まり難い。●ストーブに衣服やカーテンなどが触れると火事になる恐れがある。● 重量が軽い為転倒しやすい(最近では転倒時にスイッチがOFFとなる機種もある)● MAXで使用すると消費電力が多く、他のヒーターやエアコンを同時使用するとブレーカーが落ちたりする。● 部屋の空気が乾燥し易く加湿器の同時使用が必要。
メリット:○ 重量が軽く、移動が簡単。○ スイッチをつけると直ぐに暖まる。○ 製品の大きさが他種あり、また、首振り機能などもある為、使用する場所に合わせて選べる。○ 部屋の空気を暖めるだけなので石油ストーブなどの様に空気の換気に気を付けなくて良い。○ 嫌なニオイなども出ない。
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