スティック型掃除機選びってどうする?
最初に考える事。
購入の前に自分の生活スタイルを考えて選びます。つまり、週に何回、何分位掃除するのか。スティック型はバッテリーの充電で動く為、この時間が重要になりクリーナーの値段も左右します。また、床はフローリング、畳み、絨緞の3種類が多い様です。特に最近の家庭ではフローリングが最も多いので、メーカーもそこを意識したWローラーヘッドの製品も展開しています。
軽い物が欲しい人
1.1Kgと軽い物から、2.6Kgと少し重い物まで様々な商品が有るので、体力、身長、腕の力など考慮して選ぶ事をお勧めします!軽さとは、実際に持った時の重さと動かした時の体感的な重さがある事も理解しましょう。つまり、殆どのスティック型クリーナーは、ヘッドにモーターが入っていますから自走と言う事に成りますが、ヘッドの下部にローラーが付いている物もあるため軽く動くので、これが自走だと勘違いしてしまう人も居ます。しかし、これは下部が浮いている事も理解しておきましょう。
吸引力が強い物が欲しい人
スティック型クリーナーの吸引力は、コード付きのキャニスター型の様には表示が有りません。一部パナソニック製品には表示が有ります。では、何故W数の記載が無いのか?一部の意見としては、表示してもメーカーのメリットが無いからとか、数値が測れないからと言われています。それは、キャニスター型の様に60分以上可動させて数値を測るのが難しいと言われる事も理由の様です。やり方に寄っては出来なくも無いのですが、そう言う事の様です。
結論から言うとスティック型は100W〜170W程度と言われていますが、製品の設計・形状やトータルバランス(製品の長さ、重さ、吸引モーターの能力、パイプ径、フィルターや排気構造など)により成り立っている為、ワット数が小さいからキャニスター型よりも劣るとは言えないのも事実だ。
何故、吸引力が欲しいのか?
勿論、一番にはゴミをしっかり取りたいと言うこと。では、どんなゴミでしょう!そこをしっかりと考えて選ぶこと。つまり、自分の取りたいゴミは何なのか?と言うことが大事。
家庭の床に落ちている普通ゴミを取る・床に落ちた髪の毛を取る・フローリングの溝や畳の目地に詰まったゴミまでシッカリ取る・ソファーやクッション、クルマのシートに付着したペットの毛を取る・ジュータンの中に入り込んだゴミをシッカリ取るなど自分の中で何を掃除したいかをハッキリとさせる事がとても重要なのです。
週に1回、全ての部屋を掃除するので長い時間使える物が欲しい人は?
一般的には、一部屋5分程度(実際の稼働時間)と言われていますから、4部屋でも20分あれば可能ですが、実際にはソファーやクッション、ついでに敷き布団なども掃除したければ30分あれば良いと言うこと。しかし、シッカリと掃除をしたければ40分、60分なども検討すると良い。これ以上の時間が必要で有れば、キャニスター型を選択する事をお勧めします。
時間について、細かい事ですが吸引力が有れば短時間で済みますが、吸引力が無いと長時間同じ動作をする事になってしまいます。つまり、時間と吸引力は、とても関係が深い事を考えてクリーナーを選びます。いくら長い時間使える物でも吸引力が弱いと無駄な動作(恐らく前後に動かす)がとても多く成りコーヒーを飲む時間さえ奪われてしまいますから。ただし、長い時間使える物は、バッテリーもモーターも大きいので重く成ります。これは覚悟が必要なところです。旧型のダイソンやパナソニックは、大きくて重いのですが、今では比較的安価に手に入る場合もあり、覚悟の有る人にはお勧めです。
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バッテリーの話し
スティック型クリーナーは、バッテリーで動きます。バッテリーは「容量が小さい物は当然軽いし」「容量が大きい物は重い。」しかし、重い物は長時間掃除出来ます。また、バッテリーは、大きく分けて「取り外しできるタイプ」と「本体に付いているタイプ」が有ります。それから、スウェーデンのエレクトロラックスなどは、中心部が外れてハンディクリーナーに成るものが有りますが、これについては、バッテリーが完全に内臓されている為、このハンディの部分を丸ごと購入し交換する事でバッテリー交換となる物も有ります。本体価格が安価な物でこのタイプは納得しての購入が必要。
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